こんにちは、ツツジです。
弁護士に借金トラブルでお願いしたいけど、こんな悩みってありませんか?
弁護士に依頼したいけど、依頼した後にどんな流れになるのかわかんない
どのぐらいの期間で解決できるのかな
こんなお悩みがあれば、流れを解説する記事をご用意しました。
本記事で分かることはこちらです
- 弁護士をお願いしてから終了まで流れ
- 終了するまでの期間
まずは最初に私の自己紹介をさせてください。

- 都内法律事務所に勤務
- 勤務年数が10数年
- 業務は、債務・民事・刑事
日々、依頼者の悩みや困ったことに、耳を傾けていますm(_ _)m。
本記事ではあくまでも任意整理(にんいせいり)についての記事です。

クレジットカードで借金。毎月の返済額を減らしたい

借りている年数が長いから、過払いが発生するかもしれない
そんな方に向けて書いています。それではさっそく記事に入りましょう
弁護士に依頼したら
事件を依頼したら、以下のスケジュールで進めます。

借金の金額によってもスケジュールは、大幅に変わってきます。
弁護士に依頼をしたら、最初にこちらを確認してください
- 委任契約書(弁護士が作成)
- 弁護士費用の確認
お願いする弁護士によって、弁護士費用は違ってくるものです。
弁護士費用の相場の記事でも書いていますが、まずは相談料無料のところを数社相談。自分が納得できる先生のところでお願いしましょう。

弁護士事務所に電話するってなんだか勇気いる
電話するのがちょっと億劫であれば、メールフォームから相談ができます。
弁護士ってどこで探せばいいの
もしお知り合いの先生がいないときは、債務整理で家族にバレない弁護士の探し方(特に地方住まいの方へ)でも書いているので、併せて読んでもらえると分かりやすいと思います。
【依頼後1週間以内】弁護士が受任通知の発送

正式に受任すると、弁護士は早くて当日、遅くとも1週間以内には、金融会社に受任通知を出します

受任通知(じゅにんつうち)を簡単に説明すると

借りている金融会社に、今後の返済については弁護士が対応する意味の通知を出します。
サラ金、ヤミ金、全ての金融会社に通知します。
受任通知を出すことにより、督促は止まるので安心してください
【依頼後2ヶ月】債権者から取引履歴の開示

受任通知を出すと、債権者から全取引明細が弁護士事務所に届きます。
利息が高いところは、弁護士事務所の方で計算をして過払い(払い過ぎているお金)がないかどうか確認をします。
依頼してから和解まで返済の必要がなく、精神的にすごく楽になると思います。
しかし、借金はのちのち返済する必要があるので、余分なお金は使わずに、ここでしっかりと溜めておくことが重要です
【依頼後3ヶ月〜6ヶ月】和解をまとめる

債権者から全ての取引が開示されたら、毎月支払える金額を元に和解をすすめます。
もし過払い(金利が高くて払い過ぎている場合)が発生しているときは、この時期で返済されることもあります。
委任をしてから半年ぐらい経つと、弁護士から連絡がなく不安になると思います。
しかし連絡がないから進んでいないということではないのです。
【依頼後1年】支払いを開始・今後はここに気を付けよう!

順調にいけば弁護士受任から、1年ぐらいで和解が成立します。
そのあとは和解した内容に基づいて、支払いを進めていきます。
支払い方法は、各個人で送金するか、法律事務所から送金してもらうか。

送金代行している事務所もあります
そして、金融会社との和解では、支払いを2回、破ってしまうと一括で支払うという条件が付けられます。

2回遅れたら、残りの金額を一括で支払うの?
この条件は必ずどの和解にも付けられます。
支払いをせずに放っておくと、金融会社から裁判を訴えられ、口座差押、給料差押されることも。
金融会社との和解が成立したのであれば、支払いを遅延しないよう気をつけてください。
債務整理について他の記事も書いています
* 債務整理で家族にバレない弁護士の探し方(特に地方住まいの方へ)
*知っていた?債務整理の弁護士費用は高くないよ。まずは相談無料で相場を確認