怒ってはダメと分かっているけど、怒ってしまう
感情的になってはダメだと分かっているけど、感情的になってしまう
中学受験をしていると、ついこんなお悩みってあると思うのです。
私もそうでした。
私は娘が中学受験の時に狂っていました。
半乱狂になったこともあります。
だからこそ、あなたの気持ちがよく分かります。
何度自己嫌悪に陥ったか。
何度母親失格と思ったか。
成績がなかなか上がらないとお子さんでも、実はめっちゃ頑張っている
そばにいるあなたなら、それは十分にわかっている
でも、怒ってしまう
そんなあなたのために書いた記事です
狂気を抜け出せた私の考えた方4つ
本記事は少々長めの記事になっています。
中学受験|私が狂気になってしまった理由

中学受験って、一気に成績が伸びる子もいれば、緩やかに伸びる子もいます。
そして、中学受験の内容ってやっぱり特殊です。
小学校の勉強とはかけ離れた、読解・算数の問題・覚えることが多い理科・社会

うちの娘は、算数と社会が得意でしたが、国語はかなり厳しいものでした。
子供の能力を信じたいけど、やってもやっても上がらない国語の成績。
周りとの差が広がり
どうしたら偏差値が伸びるのか
たくさんの本を読んで娘の勉強法は何が違っているのか、日々、試行錯誤していました。

いつまでも成績が上がらない娘に、八つ当たりをしたこともあります。
5年生のときは、私も娘も余裕がなく、いつも喧嘩をしていました。
本当は応援をしたけど、できない母の私。
どうして、娘の友達はすんなりと成績が上がるのに、うちの子は上がらないんだ。

- 中学受験で家族内が崩壊
- 中学受験で親が子供を殺人
そんなニュースを見るたびに
「いつか自分もそうなるのではないか」
と他人事には思えませんでした。
このままでは娘を傷つけてしまうと思って、ある時に、以下の4つを胸に刻むことにしました。
- 中学受験には関与しない
- 子供が産まれた頃を思い出す
- お金の余力があるなら集団塾以外を追加
- 狂気のあなたでも、子供はお母さんが大好き
中学受験|狂気解決① 中学受験には関与しない

狂気になるのであれば、私は子供の勉強にはできる限り関与しないことにしました。
と言っても、社会は自宅学習をしていたために、どうしても一緒に勉強することに。
社会は一緒に勉強をして、あとは本当に塾にお任せすることにしました。
今までは小テストや模試を必ずチェックしていましたが、一旦はそれもやめました。
狂気になる。もしそうであれば、人間って性格はすぐに変わらないと思うのです。
狂気になるなら、狂気になるものから避ける。
そして、どうも成績が娘の友達を見て気がついた共通点があります。
成績がいい=親子関係が良好
こんな図式が当てはまることが多いと感じました。

大事なのは、勉強している子供の心。
親の顔色を伺いながら、勉強するって良くない。絶対に良くない。
確かに、中学受験は親が関わる受験なので、少なからず親の顔色を伺うってあると思うのですが、
それが激しくなると何のために勉強しているのか、わからなくなると思うのです。
中学受験をしていても、大切なのは、子供の心。
親が狂気になって、子供が自分なりの勉強ができないのであれば、中学受験をやめるか、親が手を引くか。
もう一度、大事なのは、勉強している子供の心。
中学受験|狂気解決② 子供が産まれた時を思い出す

もう、ここまで考えないといけないって結構荒技だと思うのです。
子供が自分のお腹に宿った時、
嬉しさとこれからの不安
でも、この子を絶対に守る
そんな風に感じたと思うのです。
この子を絶対に守る。
この子が成長して、中学受験の道を進んでいる。毎日遅くまで勉強している。

中学受験において、お母さんの仕事は狂気になることではない。
でも自分の手助けがないと、成績が落ちてしまうかもしれない。
でも、狂気になるぐらいなら、もともと子供は勉強が本当に苦手なだけかもしれない。
人間誰でも,どの分野でも得手不得手はあります。
そして、子供ってお母さんを助けるために、産まれてくるらしいのです。
もう狂気になるのは、やめましょう。
中学受験|狂気解決③ お金の余力があるなら集団塾以外も追加

勉強しているのに、偏差値に変わりはなく、成績が動かない。
もしそんなお悩みでお金に余力があるのであれば、個別指導や家庭教師を使った方がいいと思います。
特に個別指導塾はフォローが手厚いので、親のストレスが一気に減ります。
集団塾に追加して、家庭教師や個別指を追加している子供が意外と多くいます。
いや、意外ではありません。6年生の春からどんどんその人数は増えていきます。
そこまでしてでも、子供が志望する中学に入れたい。
傍目から見れば、その光景が狂っていると思う人もいるでしょう。
でも、そう感じる人はそう思わせておけばいい。
志望している学校があるのであれば、極限まで頑張ればいい。
周りの目を気にせずに、使えるものはどんどん使って這い上がればいい。
私はそう思います。
中学受験|狂気解決④ 狂気のあなたでも、子供はお母さんが大好き

あなたが狂気になったとしても、きっとあなたのお子さんは勉強を続けると思うのです。
志望する中学に目指して勉強する。
でも,
あなたが狂気になるから、続けると言ってもいいかもしれない。
でも、子供はきっとお母さんのことが大好きです。
お母さんに笑ってほしくて、べんきょうする。
お母さんに喜んでもらいたくて、べんきょうする。
お母さんに褒められたくて、べんきょうする。
小学生で反抗期に突入したとしても、きっとお母さんが大好きなんだと思います。
あなたが関与しなくても、あなたのお子さんなら、きっともう自分で勉強できるはず。
信じましょう、子供の能力を。
信じましょう、子供の本当のやる気を。